お知らせ
あすフェス24 ご来場いただきありがとうございました。
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あすフェス24
この度はご来場いただきありがとうございました。
例年、このイベントを考えるときに、
勿論子ども達や周りの大人たちが楽しい1日を過ごすことができるようにということが大きなテーマですが、
それとは違う別のテーマとして考えることは「子ども達の可能性」についてです。
私たち大人は日々「大人の世界」に生き、
物価高だ、円安だ、人口減少だというネガティブな情報ばかりに翻弄され、
心も身体も疲弊してしまい、新しいことにチャレンジすることに慎重になり、
失敗を恐れ、無難な結果を求め、成功体験をいつしか忘れてしまっているのかもしれない。
一方で、子ども達はどうでしょうか?
私たちが子どもだったころからすると、確かにいじめや、デジタルリテラシー、
多様性といった様々な問題が子どもたちの前に立ちはだかり、
生き辛い時代を送っているのかもしれません。
私は今回のイベントを企画していく中で、
フューチャークラスルームに登壇されたファティマ・ファリハさんが何気なく言ったこと、
「こんな時代だからこそ私たちは様々なチャンスに恵まれている、私はラッキーだ」
という言葉に頭を打たれました。
こども達は、どの時代も無垢で、先行きの見えない不安に怯えることもなく、
純粋にそして前向きに自分の目指す夢を追い求めているのです。
今までのこのイベントの中で私は、多くの子ども達のチャレンジを見てきました。
成功する子、失敗する子、語られるチャレンジ、そして語られることのないチャレンジも
20年、30年先には今の子ども達が私たちにとって代わって社会を回していく時代になる、
私たちの未来を子ども達が決めていく時代になります。
だからこそ私たちは、今の子ども達に多くのチャレンジをさせられる環境を与えてあげることが、
これから先の、この富山の未来を明るくする一歩になるのではないかともいます。
しかし、チャレンジは、成功ばかりではなく失敗も必ず付きまとう、
状況によっては成功の何倍も失敗することが多いかもしれません。
しかし、先ほど述べたように失敗を恐れ、
チャレンジを諦めると成功を得ることはけっしてないのです。
今回のプレゼンテーショントロフィーでも、
授賞式の登壇後に多くの発表者やその家族が悔し涙を流しました。
その悔し涙は、10月6日に向けて発表者が必死に準備をし、
チャレンジをしてきた結果であり、そのチャレンジと、
子ども達の可能性を信じて支え続けてきた家族の深い愛によるものです。
その悔し涙を燃料に、次のステップへ上がっていってくれたらと願っています。
あすなろ小児歯科医院、さの小児歯科医院はこの富山に根を張り
既に40年以上が経ちました。
これから先もこの富山が子育てをする場所として最適な場所であること、
仮に進学や就職で一度県外に出てもまた帰ってきたいと思える場所となるように
私たちは、この地域に責任を持つ医療機関として、
これからも子ども達やその家族の幸せや、挑戦を応援し続けます。
あすフェス24
あすなろ王国物語実行委員長
佐野 哲文(あすなろ小児歯科医院)