診療案内小児歯科診療部
小児歯科診療部
現在、日本の子どもたちのむし歯の数は急速に減少しており、5~9歳の子どもたちのむし歯の発生は20年前に比べ約1/4になりました⑴。この急速な状況の改善に関する主な要因としては、①フッ化物利用(歯磨き粉・ジェル等に含まれる低濃度フッ素 歯科医院等で塗布される高濃度フッ素)②フィッシャーシーラント ③歯みがき回数の増加 ④間食回数の減少が挙げられています⑵。
そこで、小児歯科診療部では小児歯科医による診査、指導と、子どもたちに特化して研鑽を積んだ歯科衛生士がフィッシャー・シーラントやフッ素塗布、お口のクリーニングなどを、それぞれのお口の状態や年齢、発達に合わせて行わせていただきます。
従来のむし歯、歯周疾患の治療だけでなく、正しい乳歯の交換や歯列の発達・発育に正しい口腔機能へ導くための包括的かつ集中的管理を実施することによりお口のトラブルを未然に防ぐことを目的としております。
- ⑴厚生労働省平成28年度歯科疾患実態調査「現在歯に対してう歯を持つものの割合の年次推移、5~9歳未満、乳歯+永久歯」より
- ⑵日本口腔衛生学会 提言 う蝕のない社会の実現に向けて 2013 より