診療案内集中診療部

MEDICAL INFO 診療案内 - 集中診療部
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集中診療部

主にむし歯や外科処置といったお口の機能を回復するための治療を行う部門です。
小児歯科学会専門医を中心として歯科衛生士や栄養士といった多職種でチームを組み、一般的なむし歯の治療にとどまらず、他院では困難な難易度の高い治療の実施、また、その後の再発を防ぐための歯みがき指導や生活指導を含めた集中的な管理を行います。
また、親知らずの抜歯や骨の中に埋まっている歯の対応、障碍のある子どもたちの診療など特殊な診療も担当いたします。

当部門のこだわり

プロフェッショナルを中心としたチーム編成

小児のむし歯治療は従来の歯科診療と比較してより専門的知識や技術が必要となります。
そのため、原則として診療中は日本小児歯科学会専門医(専門医指導医)が常駐し、再診断や治療計画の作成、また難易度の高い治療に携わります。また、併せて処置後のむし歯の再発を防ぐために、小児歯科学会認定歯科衛生士による歯みがき指導や、管理栄養士、栄養士による食生活指導ができる体制を整えています。
また、外科処置に関しては近隣大学歯学部より日本口腔外科学会専門医を招聘し、富山地域の小児歯科医療の拠点として日々研鑽を積んでいます。

プロフェッショナルを中心としたチーム編成

安心、安全、正確な治療を目指して

当院では、歯科医院で一般的に用いられる乾熱滅菌機に加えて、ガス滅菌機や別棟に病院用の大型の滅菌機を用意し、集中的な滅菌を行っています。
子どもの治療は予想外なことが起こりやすく、処置中の事故や誤って器具や薬剤を飲み込んでしまったりしないよう、原則としてスタッフ2名での治療や、より難易度の高いラバーダムを口腔内に設置したうえで治療を行っています。

骨の中の病気の発見や親知らずの治療のため、歯科用CTを導入しています。
当院のCTは一般的な歯科医院に設置されているものよりも被爆の少ない子どもに特化したCTを導入しています。

安心、安全、正確な治療を目指して
安心、安全、正確な治療を目指して

治療に際して

原則として3歳以上のお子さんで初めて処置を行う場合は、上手く治療が完遂できるよう、予め治療機器を用いた練習を行ったうえで処置を開始します。

但し、低年齢や恐怖心が強く治療の協力が得にくい場合や、緊急の対応が必要な場合は医療安全の観点から、保護者の了承と協力を得たうえで治療させていただくことがあります。
その際は、誤咬などを防ぐ目的で開口器等を使用する場合があります。

また、不安が大きい子どもの場合は笑気麻酔等の併用した処置も可能ですのでご相談ください。

プロフェッショナルを中心としたチーム編成

むし歯治療の例

歯がなくなった部分のスペース保持の治療の例
歯がなくなった部分のスペース保持の治療の例
いらない歯を摘出する例
いらない歯を摘出する例
歯をぶつけた処置の例
歯をぶつけた処置の例

小児歯科学会専門医・
小児歯科認定衛生士が診療に従事

当院には小児歯科学会専門医・小児歯科認定衛生士が診療に従事しています。

日本小児歯科学会専門医について

厚生労働省が標榜を認可している5学会のうちの1つである日本小児歯科学会が医科・歯科大学の附属病院をはじめとする研修施設等において5年以上の専門性の高い研修や学会での発表、審査を経て特に高い技術と知識を有することが認定された歯科医師に与えられる資格です。
また、5年ごとの資格更新義務があり、常に研鑽を積むことで一定の技術や知識を保つ仕組みになっています。
現在、国内約10万人の歯科医師のうち1200名の小児歯科専門医資格取得者がおり、県内では当院を含め3院のみに在籍しています。
詳しくは以下URLをご参考ください。

日本小児歯科学会

日本小児歯科学会認定歯科衛生士について

歯科衛生士のうち、特に小児歯科診療に2年以上にわたって専門的に従事し、小児歯科に特化した高い知識と技術を有する歯科衛生士を日本小児歯科学会が研修及び審査を行い認定する制度になります。
2024年現在、県内では2院4名の資格保持者がおり、当院ではうち2名が在籍しております。
詳しくは以下URLをご参考ください。

日本小児歯科学会
「認定歯科衛生士制度と名簿」
小児歯科学会専門医・小児歯科認定衛生士が診療に従事

訪問診療について

様々な事情により当院への受診が困難な方に関しまして、歯科訪問診療を行うことも可能です。

  • 診療内容や訪問できる地域には制限があります
  • 訪問診療の可否には主治医からの紹介状や対診書が必要になることがあります
  • 現在は小児(12歳以下)のみの利用とさせて頂いております

詳細は当院までご相談ください。